Nania News

幼稚園で発行されている、ニュースから抜粋してお届けします。


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No.J194 24th Nov. 2009

クリスマス会のご案内 (一年の終わりの会) 2009年12月15日

 天上ファンがカラカラ回る暑い国マレーシアにも、もうすぐクリスマスがやってきます。ジングルベルの歌とともに町はクリスマスツリーや華やかなライトで飾られ、プレゼントを買い求め、クリスマスディナーの予約、パーティーの洋服作りときらびやかで忙しい時期、でも本当のクリスマスってなんでしょう。こんなに華やかな行事が行われる時は、いつもそれが華々しくなればなるほど、その流れに乗りたくても乗れない人たちがたくさんいる。金持ちと貧しい人の差があまりにも明らかに浮き出される時期。クリスマスがただ単に物を消費するだけのものだったら、子供たちが単にお金で買ったプレゼントをもらって喜ぶだけだったら、残念なことです。この時期、町の華やかなライトの明かりを外に見るだけでなく、自分自身の心の中に真の光をいだくことができたら、自分以外の人のことを心から考えることができたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

 いつも園ではダイニングルームにおやつを食べに行く前に集まって、みんなで神様の詩を言っています。子供たちにとって、これは病気でお休みの子を思う、お祈りの言葉のようになっています。又、クリスマスの会では、自分のためではなく他の人のためにお祈りしましょう、サンタクロースのおじいさんにまず一番にプレゼントを持っていってもらったり、助けてもらいたいのは誰かな、と投げかけると 次のようなことを言ってくれました。

 ・体の悪いおじいちゃん・おばあちゃん
 ・病気の子 ・迷子になった子
 ・ご飯が食べられない人
 ・入院している人
 ・お金がない人
 ・お父さん、お母さんがいない子
 ・森で迷った子
 ・泣いてる子            などです。

 小さい子供たちは、精神界にとても近い存在であり、自然界のものなどすべてをあたかも自分たちと同じように生きているように感じ、話します。「おひさま、くもさん、おはなさん」と自然に「さん」をつけて呼ぶのもそのためです。そんな子供たちの感性に応えるため、お祈りをすることはとても大切です。お祈り、そして言葉の力によって子供たちの魂が豊かなものになっていきます。又、各行事で詩を紹介していますが、それは、それぞれの行事で彼らが学んで欲しいことを言葉として表しています。

 ナニアの子供たちは、今はまだ小さい子どもですけど、自然に他の人のことを考えられる、そんな心の豊かな優しい人間に成長して欲しいという願いとともに、このクリスマスの会を計画してみました。又、一年の終わりの会という意味で、この一年をそれぞれ振り返りたいと思います。お母様方には、子供たちの水彩画を利用したカードをそれぞれの子供たちの写真入りで作り、お渡しします。異国という生活環境の中、子供たちの出入りも多いナニアですが、一日一日が、一つ一つの行事がそれぞれの子供たちにとって、大切なものとなってくれたらという思いとともに、ナニアの2009年の活動を終わりたいと思います。

■■ プログラム ■■ 12月15日
 9:00 - 9:30 星飾り作り
 9:30 - 9:45 おやつの準備
           (クリスマスクッキーは前々日にみんなで焼きます)
 9:45 - 10:15 子供たちの発表
              あいさつ
              クリスマスの詩・歌
              カードを渡す
 10:15 - 10:35 おやつ
 10:40 - 10:50 キャンドルを持ってグループで
              名前、お願い事を言います。
 10:50 - 11:10 人形劇
             さようならの歌
             クリスマスプレゼント(手作りの星飾り)
 11:15        降園

12月の行事予定
12月 1日 りくくんのお誕生会
    2日 たつきくんのお誕生会
    3日 ペナン日本人学校中学部2年生4名訪問
   11日 クリスマスクッキー作り
   15日 クリスマスの会
 16日〜1月2日 冬休み

2010年 1月3日 新学期スタート

クリスマスの会で例年子供達がお祈りしてろうそくに火を灯しています。そして、52個全部のろうそくが灯った時、一生懸命な彼らの願いが本当にかないそうな、世界がいい方向に進みそうな幸せな気持ちになります。でも、例年そのろうそくをすぐに消していたため、少しはかない気がしていたのです。今年はそのろうそくの前で何か歌おうということになり、歌を探していたのですが、その場にふさわしいものがなく、それではみんなで歌を作ろうということになって、ナニアのオリジナルのお祈りの歌を作りました。日本語と中国語のとても簡単なものですが、曲も詩も自分達で作って、それを子供達がうたってくれるというのは、本当に嬉しいものです。彼らの歌声を聴きながらクリスマスの会に向けて、お金では買えない大切な宝物を得たような経験をしました。

No.J193 28th Oct.2009 

 先日の感謝祭、大変お世話様になりました。

 たくさんの人が集まる中、当日は小さい子供たちや入園したばかりの子供たちの中で、少し緊張していた子も何人かいましたが、大きい子達が励ましてくれたり、お母様方が一緒に輪に入ってくださったこと、とても嬉しく思いました。

 前日の準備では、椅子をキッチンの外から運ぶこと、部屋の模様替えなど子供たちがたくさん手伝ってくれました。椅子を運ぶ時は、狭い廊下なので流れ作業でしていましたよ。10人ぐらいの子が廊下に並んで次から次へといすを流していくんです。「純子先生、今日は大変だね。でもあしたは感謝祭で嬉しいね」と言いながら・・・

 ホールのフェスティバルコーナーで毎日飾り用の野菜が増えていくのを見て、会を楽しみにしながら詩や歌の練習やたくさんの準備の手伝いをすることによって、「自分たちの感謝祭」と感じられたことと思います。

子供たちが作った焼きたてのパンもおいしかったですか。人形劇の最後は、子供たちも自ら人形たちと一緒に「お父さんのお空・・・お母さんの大地・・・」と歌ってくれるのを聞きながら、みんなで作り上げた会になったこと嬉しく思いました。一つの行事が終わるごとに、子供たちが大きく成長していっているようです。

人形劇のあらすじ 「水の竜」

 水の竜が雨を降らせてくれるので、お百姓さん、カエル君、ニワトリ君、お花はみんな大喜びしていました。ところが、みんなの幸せを嫌う魔女が「まほうの杖」を使って、水の竜をつかまえたため、雨が降らなくてみんな困ってしまいました。
 どうしようもなく、お城の王子に相談したところ、勇敢な王子は知恵もののおばあさんに教えてもらって、魔女の「まほうの杖」を取って水の竜を助けに行くことにしました。
 森の中で出会った女の子が魔女の家まで連れて行ってくれ、王子は魔女が居眠りしている間に杖を取り上げ、水の竜が助けられました。居眠りから起きた魔女は、まほうの杖と水の竜がいなくなり、カンカンに怒っていました。村では又雨が降り、野菜や花が育ち、カエル君の池にも水が十分あり、みんな大喜びしました。
 女の子は、森の中で見つけた「幸せの花」をたくさん集め、ナニアの子どもたちにあげたいと持ってきました。そして、最後にみんなで
 ♪ おとうさんのお空 おとうさんのお空 
    広く大きく高いお空
    おかあさんの大地 やさしいね
    お米やにんじん育ててくれる お米やにんじん育ててくれる・・・
と歌い、幸せの花(折り紙)を子供たちがもらって おしまい。

11月の行事予定
11月 6日 Englishクラス卒園の会
   11日 じろうくんのお誕生会
   12日 ゆうとくんのお誕生会
   17日 れなちゃんのお誕生会
   20日 かんなちゃんのお誕生会
   25日 だいちくんのお誕生会
   27日 ハリラヤハジでお休み

「光の祭典」と言われるディパバリのお祭りは、とてもきれいでした。パンジャビドレス姿のチトラ先生が、あかりのついたろうそくを持ってダイニングルームに入室した瞬間から、子供達は息をのむように見入っていました。ディパバリの飾り台に全部のろうそくがきれいに並べられた後、グループごとにその台の前に行って「ハッピーディパバリ」と手を合わせました。その後、チトラ先生のお話を聞き、ムルクなどディパバリのお菓子でお祝いしました。

 ろうそくの光に包まれて、50人の子供たちのいるダイニングルームの時間が信じられないくらい静かに優しく流れました。帰る時は、私が日本語でお話しし、そのディパバリのろうそくの前でせいくんの指が早く良くなるよう、みんなで心を込めてお祈りしました。このろうそくの火は、子供達を一年間大切に見守ってくれると信じています。

小さい子供達は、いろいろな経験をし、失敗や間違いを繰り返して大きくなっていきます。そのすべての経験が成長の学びになります。ですからけんかをしてお友達をたたいてしまうこともある、強く言ってしまうこともある、優しいことをたくさんするのも含めて、それが彼らの世界です。色々なお友達に出会って人間関係を学んでいっているのです。

 もちろん間違ったことをしたら、言って聞かせなければいけない、悲しいことがあったら励ましてあげなければいけない。でも大人の感覚で子供達を「いい子」「悪い子」の枠にはめてしまうのはどの子にとっても絶対にプラスにはなりません。大人が心配しすぎたら彼らの素晴らしい子供の世界が自然の形を維持できなくなってしまいます。否定的、悲観的は大人の態度は、子供達をそういう方向へ持って行ってしまうからです。

 どの子も素晴らしい面を持ち、学んでいかなければいけない面を持っています。子供は大人のように完成した人間ではありません。(もちろん大人も完全ではなく学び続けなければいけませんが)たとえ、子供達が間違ったことをしても、その子達の素晴らしい面を忘れず導いていってあげたら必ずいい方向に進みます。

 私自身、個人的にもウワサ話は好きではありません。そして、子供に関するウワサ話が事をいい方向に進めるとは全く思いません。もしご心配なことがありましたら、どうぞすぐ私にご連絡ください。心の広い前向きな大人の姿勢がすべてをいい方向に進められると信じています。

No.J193 25th Sep 2009

Harvest Festival (感謝祭)のご案内

 2008年10月23日(金)ナニア園にて

両クラス一緒に感謝祭に向けて、歌や詩など一生懸命練習しています。
 各行事では、それぞれの行事のテーマに合わせ、子供たちに学んで欲しいことを考え、歌や詩、踊りなどを選びます。今回は食べ物の大切さ、そして食べ物を育てる自然界のもの、食べ物に関わっているたくさんの人たちへの感謝ということを目的としています。

 <プログラム>

  9:00- 9:30 おやつのパン焼き
           自由遊び
  9:30- 9:45 大きい子供たち おやつ用のテーブル準備
           トイレ
  9:45-10:15 発表
 10:15-10:25 トイレ
 10:25-10:40 おやつ
 10:50-11:05 人形劇
 11:10      さようならの歌
           お花のプレゼント
 11:15      降園

10月の行事予定 
 2日  ムーンケーキ作り
 15日 ディパバリのお祭り
      光の祭典と言われるディパバリ、きれいに飾られたホールの飾りに光をともし、
      チトラ先生のお話を聞いた後、ディパバリのお菓子を一緒に食べてお祝いします。

 小さい子供たちは、木の実、木の葉、石ころ、貝殻などが大好きです。ナニアからも園で見つけた木の実などを大切に持ち帰る子がいます。でもご家庭で大切に持ち帰ったものを簡単に捨てられないし、かといって「ゴミの山」のようになってきて、どうしたものかというお声を聞いたことがあります。そういう木の実石ころだけを入れる、小さな段ボール箱のようなものを用意されたらいかがでしょうか。そこは「自然のコーナー」にして、お子さんに管理させ、きれいに並べてみるとお話の世界が広がるかもしれません。随分前にイギリスで出会ったチェリアという6歳の女の子が、そういう段ボール箱を持っていて、そこには自分が集めてきた自然のものがたくさん入っていて、ノームさんまで入れてお話を作り、その段ボールの世界がとても魅力的な不思議な空間になっていたので、ここでご紹介しました。
 また、「折り紙の山」も「アイロンさん」といって手でアイロンをかけて、リサイクルをして使われるといいと思います。

No.J191 17th Aug. 2009

 8月、たくさんの子供たちが一時帰国をしたり、旅行をしたりで、日本人クラスの人数も約半分(Englishクラスはほとんどの子供たちが登園しています)になり、さみしい月ですが、みんなで助け合って楽しく過ごしています。

 先日、年長さんのグループが男の子たちだけになった時、年中の女の子が年長さんのようにしっかりして、年長の男の子たちと一緒にみんなをまとめてくれたこともありました。その時、小さい子達はお財布とお金を作り、大きい子がしているレストランに食べに行きました。まず、待ち合い室で待ち、呼ばれたらレストランの中に入りました。メニューを見て注文したら、メインコース、飲み物、デザートまで出てきましたよ。そして、お客さん達が帰った後はレストランの片づけもとてもきれいにしていました。

 又、年長さんたちは、アンティージャネットの手伝いでエプロンをつけ、サンドイッチ作りをしてくれた日もあります。子供たちはそうやって色々な経験をして成長していっています。

 今月は、日本やペナン日本人学校の夏休みを利用して、何人かの小学生が帰ってきてくれました。私は「Nania」とこの園に名前を付けた時、C.S.ルイースのNarnia国のように、子供たちが何度も訪ねたい、帰りたい場所であって欲しいという思いがあったのですけど、実際に帰ってきてくれる子供たちに再会したり、又、大人同士の再開があったりする時、この名前に決めた時の気持ちが改めて思い出されます。これからもたくさん出会い、再会がありますように。

9月の行事
  7日 ヌズルコーランでお休み
 18日 Hari Rayaのお祝い
    (ノラ先生のハリラヤのお話を聞き、
     Ketupatというもち米でできたお菓子や
     ハリラヤのクッキーを食べてお祝いします)
 21日〜23日 Hari Rayaでお休み

小さい幼児達は、精神界から降りてきたばかりで、天使のような純粋な面をたくさん持つ反面、この世での経験が少ないため上手にトイレができなかったり、お水やごはんをこぼしたり、又、好き勝手なことを言って、言うことを聞かなかったりと「大人を困らせる」ようなことをたくさんします。

 そこで、彼らを「小さな大人」と見て、我々大人と同じような基準で判断して「どうしてこんなことができないの」「ほんとうにかわいくないんだから」などと怒ったり、そう感じただけで、彼らがたくさん持ち合わせている天使のような面はどんどんなくなってしまいます。彼らの発達段階は大人のものとは全く違うからです。

 彼らのかわいさが出てくるか来ないかは、すべて大人次第なのです。この時期の子供達は、回りのすべてを模倣して育っていきます。いらいらしている大人、悲観的な大人の前では彼らは喜びを持つことができません。

 と言っても、24時間いつもニコニコしていることは出来ないですよね。そして、子供たちにもきちんとしていいことといけないことは教えなければいけない。しかることももちろん大切です。そんな時自分を振り返ってみてください。自分が腹を立てて叱る時は、自分がとても苦しいものです。大人の中にその苦しみがあると、子供たちもその苦しみを感じ、どうしていいかわからなくなります。

 私自身も、自分が苦しくなりそうだなと思ったら「先生は○○ちゃんが大好きなんだよ」と言って、その子を少し抱きしめて、それから又言って聞かせるということもしています。「大好き」「かわいいね」「○○お兄さん、やさしいね」などと言われることが、大好きな彼ら、片付けなどがすぐできない子供たちでも、少しやり出した時、それをほめてあげると、その後喜んでやり終えてしまったりします。

 いらいら、不安、怒りというものは子供たちのためだけなく、自分自身のためにも、とっても不健康なものですよね。私はのどが弱いのですが、ダンナとけんかした後にはてき面症状が悪くなります。またやってしまったと反省して、「ごめんね」と言って仲直りしたら、症状がよくなるんです。子供のような話ですが、そうやって学んでいっています。

 笑顔で楽しい夏休みをお過ごしください。

No.J190 26th July 2009

 先日のランタン祭り、大変お世話になりました。例年、ランタン祭りの頃は雨が多く、今年は特に当日明け方大雨だったり、ヘイズがあったりで、とても心配したのですが、子供たちが一生懸命お祈りしてくれたからでしょう、昼間から夜にかけていいお天気に恵まれ、思い出に残るお祭りができて本当に嬉しく思いました。

 ランタン祭りは、年間行事の中でも大きな行事の一つです。色々な準備をしていく中で、子供達の行事への関心、待つ喜びも日ごとにふくらんでいきました。自分たちで描いた水彩画を利用してのランタン作りでは、星、太陽、月の形を切り抜くことを全部子供達の手でやっています。年長さんは、すべて自分たちでやり、年中さんはやれるところを自分でやって、できない所は年長さんに手伝ってもらい、年少さんより小さい子は、年長さんがやってあげました。「○○お姉さん、??お兄さんがやってあげるね。○○くん、??ちゃん、次はどこを切るの?」と声かけしながら切っているお兄さんお姉さん達の横でじっと待っている小さい子達、心が暖かくなる光景でした。

 又、前日外用のいすを出してきれいに拭き、それを運ぶことも年長さんを中心にやっています。当日は年長さんがバナナの葉取り、葉洗い(お団子を並べるお皿にするため)をしたり、みんなでお団子を丸めたり庭に飾るランタン作り、てるてるぼうず作りと忙しそうに手を動かす子供たちの表情はとても生き生きとしていました。

 お祭りの日は、みんなで一緒に歌ったり、踊ったり、おいしいお団子を食べたりととても楽しい時間が過ごせました。ランタンに灯された火が自然界のもの、天上の光とつながりやさしく子供達を包んでくれているようでもありました。

 夕食抜きで駆けつけてくださったお父様方、炭坑節や「The farmer in the dell」に参加してくださったお母様方、お父様方、子供たち手作りのおだんごを一緒に食べてランタン祭りを楽しんで下さったお兄さんお姉さん、皆様方に心より感謝しています。


8月の行事予定
 24日〜28日 夏休み
 31日 Merdekaでお休み

数年前にナニアニュースで紹介したアンクルポーが5月14日、68年の生涯を閉じました。彼は全盲で生まれ、家族もなく、お寺に住みながら飴売りをして生計を立てていました。当時、パンの日のレーズンは彼のお店(小さな屋台)から買ったり、ナニアの先生たちで彼のお店の掃除やペンキ塗りをしたり、保護者の方も飴を買いに行ってくださったりしていました。

 それから彼は糖尿病が悪化し、片足を切断しそれでも、義足で又飴を売るんだと生きる望みを捨てませんでした。でも、最後には胃がんに勝てなくて彼の人生を全うしました。

 これでもかこれでもかとやってくる厳しい人生の試練に負けることなく、一生懸命向かっていたアンクル。ナニアの子供達の話を聞くのが大好きな彼でした。どんなにたくさんのことを教えてもらい、生きる力をもらったかわかりません。

ナニアとは直接関係のないことですが、一生懸命生きた彼のことを少しでもたくさんの人に知ってもらい、彼の冥福を祈りたいという気持ちで、ここに書かせていただきました。

No.J188 27th May 2009

先月の運動会、大変お世話になりました。日曜返上で子供たちのために大活躍してくださったお父様方、運動会進行係として、笑顔でマイクを握ってくださり、一生懸命会を盛り上げてくださった実行委員のお母様方、見えない所で駐車係や館内のエアコン、マイクをお世話してくださったお父様方、そして運動会を思いっきり楽しんでくださった皆様のお陰で、とても思い出に残る楽しい運動会になりました。

 Englishクラスの方たちからも、とても楽しかったこと、日本人クラスの方とお知り合いになれたことを喜ばれていました。本当にありがとうございました。

新年長さんたちの年長児クラスを紹介します。これは、小学校に上がるための準備として、ひらがな、英語、数の導入をしています。まず、みんなであいさつをし、ビーンバッグを回しながらしりとりゲームをします。その後、その日習うひらがなの詩を体でリズムをとりながら言います。英語の時は簡単な英語での会話、数の時は数の話などをします。そして、みんなで輪になりABCの歌や「あいうえお」と手拍子でリズムを取りながら歌ったり、言ったりします。その後、机に着いて線描や習った字の練習をします。
 自分で書いたものがきれいだなあと思えるように、色鉛筆やブロッククレヨンで作業を進めます。そして、自分で一生懸命書いたものは大切にして欲しいので、毎月末に自分達で表紙、裏表紙、ひも作りをし、本にして持って帰ります。 年長さんだからできる「お勉強」はみんなとても楽しいようです。例年、小さい子供たちの中に、自分も大きくなったらしたいなあと、うらやましそうに見たり横で真似したりする子がいます。この年長児クラスで学んだことは、3月の卒園の会でも発表します。

6月の行事予定
  3日 なおきくんのお誕生会
  8日‐12日 スクールホリデイ
 17日 たかみつくんのお誕生会
 19日 父の日のお祝い
 25日 弁当Day
 26日 あおいくんのお誕生会
 29日 りさちゃんのお誕生会

アジア各国から、300名以上の先生たちが集まって行われたフィリピンでのシュタイナー教育会議は、大盛況でした。ナニアから参加した先生たちも、とてもいい刺激をもらい、それぞれ新たな目標を得たようです。現在、少しずつ報告会を行っています。私のwork shopも参加者の人達に喜んでもらえたので嬉しく思いました。そして、これからの発展のためにとてもいい学びの機会になりました。 お休みをチェンジさせていただいてありがとうございました。

ランブータンの実がだんだん赤くなってきました。収穫できる日を待っているところです。バナナやロンガンの実は前回、こうもりに食べられてしまったので、今回こそと袋をかけたりして大きくなるのを待っています。

No.J187 24th Apr.2009

 ナニアは生活学校。同年齢の子供たちだけのクラス分けでは競争心が育ちやすくなりますが、3歳児〜6歳児を一緒に保育すると、子供たちはいろいろな面から学ぶことができます。小さい子供たちからは、お兄さんお姉さんたちに対して尊敬の念が育ち、大きい子供たちからは小さい子供たちへのやさしさ、思いやりの気持ちが育ちます。

 現在新しいクラスになってまだ2週間ですが、それぞれが一つずつ大きくなって新しい体験をし始めています。小さいお友達の世話をしたり、お手伝いなども頑張っている年長さん。自分たちより小さいお友達ができ、いろいろなことを進んで頑張ろうとしている年中さん。お兄さん、お姉さんたちに助けられて少しずつ頑張っている年少さんなどです。

 先日はイースターの日。卵に色を塗ったり、人形劇を見たり、「うさぎさん」が庭に隠した卵を探したり、種蒔きをしたりする中で、新しい命のお祝いをしました。庭のなすやロングビーンなどが、どんどん大きくなっている様子が新しく一つ上のクラスになって頑張っている子供たちの姿に重なります。

5月の行事予定
  1日 レイバーデイでお休み
  4日‐8日 フィリピン会議でお休み
 17日 運動会
 18日 振替休日
 20日 るかちゃんのお誕生会
 21日 もえちゃんのお誕生会
 29日 りゅうのすけくんのお誕生会

5月のお休みはフィリピンで行われるシュタイナー教育アジア会議に、ノラ先生、チトラ先生、リム先生と一緒に参加してきます。午後の小学生のクラスのスイケン先生、フォンリン先生も参加します。この会議は、アジアの国々(中国、韓国、台湾、香港、タイ、インド、ベトナム、ネパール、シンガポール、フィリピン、日本、マレーシア、など)でシュタイナー教育を実践している(幼、小、中、高)教育関係者達の集まりです。work shop担当者はオーストラリア、ニュージーランド、スイス、ドイツ、アメリカなどからも参加しています。

 今回私は、幼児教育関係者のために、ほか3人の担当者と一緒に1週間のwork shopをすることになっています。今までナニアの先生たちを指導したり、小さな会合で話をしたことはあっても、1週間のコースをするのは初めてで、緊張気味です。でも、53歳になった自分が若い世代の人達のために、学んだことを返せないのでは情けないと思い、チャレンジを受けることにしました。それと、保育者も、子供達も、幸せな笑顔で過ごしているナニアの実践を多くの人たちに知ってもらえるという喜びもあるので、笑顔で頑張ってきます。

No.J185 30th Mar.2009

 卒園の会も無事終わり、8人の卒園児たちが、立派にナニアから巣立ってくれました。

 生き生きと一生懸命たくさんの発表をした卒園児たち、そしてお兄さんお姉さんたちのために長い1時間余りをよく頑張ってくれた在園児たち、又、卒園児のお母様方からのナニアへ、そして一人一人の在園児への心のこもった素敵な贈り物、在園児のお母様から卒園児への思い出に残る素晴らしい贈り物と 当日7人のお父様方も暖かく見守ってくださり、みんなの心が力が一つになって心に残る卒園の会ができましたこと感謝の気持ちで一杯です。

 立派な締めくくりをしてくれた卒園児たちは、これから新しい学校という場でたくさんの出会い、経験をしながらそれぞれが自分らしく生き生きと頑張ってくれることでしょう。

 そして、残る在園児たちもこれからそれぞれが一つずつ大きくなります。今年もみんなで助け合い励ましあって楽しいナニア出の一念になってほしいと願っています。

4月の行事予定

 4月3日(金) こころちゃんのお誕生会
    7日(火) まおちゃんのお誕生会
   10日(金) イースターのお祝い
 5月1日(金) レイバーデイでお休み
   4日‐8日 フィリピンでの教育会議のためお休み

4月10日 イースターのお祝いをします。

 この日は、大地から新芽が出、卵からひなが生まれるという命のよみがえりを祝う日です。卵を隠すのにうさぎがよく使われますが、それは菜食であることや自らを犠牲にして仲間を助けるといううさぎの特質を表していあるようです。(そういうお話がいくつかあります。)この日、人形劇をするテーブルの上に草花やうさぎ、ひよこ、たまごなどでイースターガーデンを作りました。イースターのお話(人形劇)を聞いた後、子供たちはゆで卵をクレヨンで飾りつけ、アルミフォイルで包みました。お母さんうさぎが全部の卵を庭に隠しました。そして子供たちがエッグハンティングをしました。子供たちは、このお祝いが大好きです。この日、自分で飾りつけた卵を持って帰りますので、お話を聞いてあげてください。

豆まきの後、子供たちが蒔いた大豆から出た芽が大きく成長し、枝豆ができました。現在10個ぐらい実をつけています。また、ナス、ロングビーン、おくらが熱帯の植物らしく見事に成長し、たくさん実をつけています。子供たちが収穫して、アンティージャネットに届けています。

No.J184 18th Feb.2009

 中国正月のお祝いが終わり、もう2月も後半になりました。3週間後に控えた卒園の会に向けて卒園児も一生懸命準備練習をしています。

 特に卒園する子供たちは、楽器作り、お面作り、劇のの練習、詩や言葉、歌の練習といろいろなことをこなさなければなりません。でもどの子も意欲的に「自分たちで作り上げる会」といった感じで頑張っています。いろいろなことをみんなでしながら、「ナニアの歌を歌うとさみしいね」なんていう会話が聞こえてくると、とても胸が熱くなります。

 今年は8人の子供たちが卒園します。それぞれの子供たちとの今までのことを思い出しながら、胸が一杯になってきます。毎日元気いっぱい頑張っている年長児たち、当日は自分たちが作り上げたものを、小さい子供たちやお母様方、お父様方の前で発表して、それが一つの締めくくりになり、彼らの力になってナニアを巣立っていってほしいと願っています。日本に帰国するお友だちとの別れ、学校という新しい所へ行くという喜びと同時に不安などもたくさんあると思います。励ましてあげて下さい。

 年中さんたちは、年長さんたちがするのを見て「次は自分たちの番」と静かに待っているようです。よく年長さんたちがするのを見たり聞いたりしています。

 小さい子供たちは、当日お兄さんお姉さんたちの発表を見ていることがほとんどで、ずっと席に着いていることが難しくなる子がいるかもしれません。どうしても途中で参加が難しくなった子は、保育者と違う部屋で過ごすことも考えています。登園する時、今日はお兄さんお姉さんを送り出してあげる大切な会であることを話して励ましてあげて下さい。

 尚、卒園の会後も、卒園児たちは31日まで登園してきます。もし登園最終日がこの日と異なる場合はお知らせください。

卒園の会プログラム   2009年3月13日(金)
 9:00 - 9:40 自由遊び、おやつ
 9:40 -10:00 片付け、トイレ
 10:00-11:00 卒園の会
       全員のあいさつ
       在園児からの言葉
       卒園児からの言葉
       卒園児の発表
        ・劇 「うさぎの姉妹とくまの兄弟」の話
        ・合奏 自分たちで作った楽器で「カエルの歌」
        ・年長児クラスから 「あいうえおの詩」「I am a star」
                    「リズムであいうえお」「ABCの歌」
        ・ナニアの歌
        ・両親、保育者への感謝の言葉
      
       それぞれの卒園児のお話
        キャンドルをつけながら一人一人の子供たちの話をします。
        お母様お父様方にもひと言お願いします。

       プレゼント
        卒園児へ(卒園証書、在園児からの絵の本、
               卒園製作の織物、ノーム、ノームのバッグ、カード)
        卒園児、在園児のお母様方からのプレゼント紹介

       全員のあいさつ

 11:15     在園児降園
 11:15‐12:00 卒園児、各先生たちへのあいさつ回り、昼食の準備、
           写真撮りなど
 12:00     昼食
 13:00     卒園児降園

卒園児のお母様方から、園へのプレゼントを作っていただいているということをお聞きしました。ありがとうございます。在園児が大喜びする顔が目に見えるようです。ナニアでずっと大切に致します。又、在園児のお母様方も卒園児のお母様方へ一生懸命プレゼントを作られています。たくさんの方たちの心、喜びの気持ちが入ったプレゼントは作られた方たちにとっても、それをいただく側にとっても、同じ時期一緒にペナンで過ごした思い出とともにずっと大切な宝物となることでしょう。 皆様方のお気持ちに心から感謝致します。

2月、3月はたくさんのお別れがあり、とてもさみしい季節、小さな子供たちの中にもいろいろな思いがあるようです。「もう日本に帰るんだよ」と一生懸命教えてくれる子供たちを「先生、忘れないよ」と抱きしめながら、たくさんの思いがこみ上げてきます。

 また、元気一杯の年長さん達も一生懸命卒園の会に取り組んでいます。例年、長い練習の後「あ〜つかれた〜」という声をよく聞いたのですが、今年はまだ聞いていません。男の子が多くて、エネルギーがたくさんあるグループなので、長い練習も大丈夫なのでしょう。彼らが発表する詩の中で、「星のように輝くために」という言葉があるのですが、その言葉通り、一人一人が卒園の会で光り輝いてほしいと思います。

 そして、小さい子供たちも本当によく、お兄さんお姉さん達の発表を見たり聞いたり、一緒に劇をしたりと頑張っています。

 お別れは寂しいけれど、こうしてみんなで一緒に過ごした楽しいやさしい思い出はずっと消えることなくそれぞれの子供たちを励ましてくれることでしょう。我々保育者もそれを心の糧にして、これからも地理的な距離を超えてずっとつながっていられると信じています。この大切な出会いに心から感謝しています。

3月の行事
 2日 あいりちゃんのお誕生会
 3日 ひなまつり
 4日 けいくんのお別れ会
 9日 ムハンマドBirthdayでお休み
13日 卒園の会
16日−20日 春休み
26日 あやなちゃんのお誕生会

2年続けて、日本人クラスの入り口にサンバードは巣を作りました。そして、今年は子供たちが食器洗いや歯磨きをする所に巣を作っています。すの外側は比較的大きな枯葉や草、またプラスチックのゴミのようなもので作り、内側は細い草ややさしい羽根のようなものでつくってあるんですよ。卵を二つ産んでからすぐひながかえり、食事中や食器を洗う時、タイミングがよければお母さんサンバードが赤ちゃんサンバードにエサをあげるところを見ることができます。子供たちはそういう自然界の神秘を目の当たりにして大喜びです。


No.J183 12th Jan 2009

 明けましておめでとうございます。
 長いお休みを終えて、新しい年を迎え、子供たちは元気な笑顔で帰ってきてくれました。皆様、良いお年を迎えられたことでしょう。

 ナニアは、休み中に三日間かけて台所の小改築をして、2009年午後の小学生のクラスが2クラスになることに備えました。その後、年末四日間、スタッフは大掃除をしました。布も全部取り外して、染め直し、おもちゃも洗ったり日光消毒したり、ナニアの家を隅々まで徹底的にきれいにしました。みんな汗びっしょりになって働き、少々疲れても家がだんだんきれいになり、お日様のやさしいにおいに包まれて、新学期喜んでくれるだろう子供たちの笑顔を想像しながら、幸せな気分になりました。

 今年の私の初夢には、金色に輝く子供が出てきました。きっと、その子が今年ナニアの子供たちを我々を守ってくれるのかなあと思います。そして、一人一人の子供たちが光り輝く年でありますように。

2月の行事予定
1月21日 リボンコエ(中国正月のお菓子)作り
2月3日 豆まき
  4日 かつひこ君のお誕生会
  5日 まおちゃんのお誕生会
  6日 せい君のお誕生会
  9日 タイプーサムの振替休日
 10日 ちよりちゃんのお誕生会
 11日 みおちゃんのお誕生会
 12日 たろう君のお誕生会
 13日 クラフトクラス人形劇の発表
 25日 るるちゃんお別れ会
 27日 けい君のお誕生会

チャイニーズニューイヤーの会ご案内
 中国系マレーシア人の人たちにとって中国正月は最も大切な行事です。大晦日の夜は、Reunion Dinnerといって、家族みんなで食事をします。(Steam Boatをする家が多いです) 夜もふけ、真夜中になると天から降りてくる神々を迎える準備をします。家の門をあけ、すさまじい音の爆竹が打ち鳴らされます。そして、お正月は親戚回りをし、赤い袋に入ったお年玉(アンパオ)を子供達、独身者にあげ、みんなで今年1年の幸せを願います。

 ナニアの子供たちも、この会が大好きで、歌や踊り、たいこの練習と一生懸命頑張っています。みんなで楽しくチャイニーズニューイヤーの会をお祝いして、今年1年の幸せを一緒に願いたいと思います。

 ■■ プログラム ■■ 2008年2月1日(金)
  9:00 - 9:25  自由遊び、おやつの準備
  9:25 - 9:45  片付け、トイレ
  9:45 -10:20 子供たちの発表(あいさつ、詩、歌、踊り、たいこ)
  10:20-10:45 おやつ、おやつの片付け
  10:45-11:20 スタッフによる歌、ライオンダンス、人形劇
  11:20      さようならの歌
  11:30      アンパオをもらって降園

クラフトクラスのご案内

 毎週金曜日(4:15−6:00)年長〜小4対象にクラフトクラスを行っています。(英語中心、日本語も)簡単な人形作りから始まって水族館、スターマット、紙ちょうちょ、花瓶作り、動く紙人形、紙染め、写真立て、ポーリングボール、フェルトねずみ作りなど、縫うこと、織ること、工作などいろいろな活動があります。最後のプロジェクトは、人形劇用の人形作りです。人形作り、お話作り、そして発表と続きます。2月13日に人形劇を予定しています。(4:45より) 当日の発表を参観されたい方はご連絡ください。

 新しいクラスは4月17日よりスタートしますので、参加ご希望の方は、ご連絡ください。今までのクラスは、18人中7人が男の子でした。クラス料は一回RM25(教材費含む)で、月の最初に何回クラスがあるかお伝えし、月払いにしていただいています。

12年前(ナニアは今年13年目です)にナニアに通ってくれた、雄哉君のお母さんから年賀状が届きました。とても嬉しくて、ここでご紹介します。

  早いものでシカゴで3回目の冬を迎えています。
  12月に入り、急に寒くなりました。
  寒くなると暖かい(暑い)ペナンでの生活が懐かしく思います。
  長男の雄哉も来年は中3になり、日本の高校を受験するつもりです。
  すっかり大きく成長してしまいましたが、ナニアに通っていた、ナニアでの幼児教育が
  今でも生きていると考える時があります。
  4人育てて本当に幼児教育の大切さを切に感じています。
  2009年もますますのご活躍とナニアの益々のご発展を心からお祈り申し上げます。


 他にもたくさん年賀状が届き、世界各地ですくすくと成長している子供たちと、ずっとつながっていられること、幸せに思っています。